公益社団法人 前橋市医師会

C型肝炎の感染予防

2001年09月30日掲載
星 広人(前橋市医師会)監修

Q1:C型肝炎とは何ですか?
C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。 特徴は、①血液を介して感染する②急性期では、A型B型に比べて症状が軽い③慢性化すると自然治癒はまれである④経過とともに肝硬変、肝がんになる人がいる-です。

Q2:C型肝炎の検査はどこで受けられますか?
C型肝炎の診断のための検査は、血液検査で行うことができます。ほとんどの病院や診療所でこの検査が可能です。感染しているかどうかを調べる血液検査にはC型肝炎ウイルス抗体検査、C型肝炎ウイルスRNA検査(定性、定量)などがあります。

Q3:一般に血液からの感染を予防するにはどうすれば良いでしょうか?
感染していない方が新たに感染することを予防するためには、
①非合法の薬物(覚せい剤、麻薬など)の注射をしない②歯ブラシ、カミソリなど血液が付着しやすい個人的な器具をほかの人と共有しない③保健医療従事者は、針刺し事故などを起こさないように感染防御に注意する④入れ墨やピアスをする場合、ほかのだれかが使用して血液が付着した器具を使わない(使わせない)⑤性行為によるC型肝炎ウイルス感染の確率はまれとされているが確率をさらに下げるために予防としてコンドームを使用する-ことが必要です。

Q4:C型肝炎ウイルスに感染している人は何に気をつけて生活すれば良いでしょうか?
①飲酒を控える②定期的に医療機関で受診する③かかりつけ医が処方した薬を勝手に止めたり、無断で薬を服用したりしない-などが大切です。なお、C型肝炎ウイルスはくしゃみ、せき、抱擁、飲食物、食器などの共用では感染しません。