公益社団法人 前橋市医師会

高脂血症

2017年07月31日掲載
牛久保 努(前橋市医師会)監修

最近は脂質異常症とも呼ばれる高脂血症。
これは血液中の脂質(≒油)の量に異常が生じる病気です。
悪玉コレステロール(LDL-コレステロール)や中性脂肪が増加したり、善玉コレステロール(HDL-コレステロール)が減少したりします。

この病気の怖いところは、自覚症状がない間に徐々に身体に悪影響を蓄積させること。
その結果、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など命にかかわる大きな病気を発症する危険性が高まります。
風邪などであれば、自分で身体の異変に気付き、悪化する前に治療を受けることができますが、高脂血症は血液検査をしない限り自分では気付くことができません。
そこで大事なのが健康診断です。

自分では気付かない病気やその予備軍などを早期発見し、早めに指導を受ける、治療を開始するなどで重症化が防げます。
定期的に健康診断を受け、自分の健康状態をチェックしましょう。
そして異常が見つかったら必ず医療機関を受診しましょう。