公益社団法人 前橋市医師会

緑内障早期発見のために

2017年11月30日掲載
横地 みどり(前橋市医師会)監修

緑内障というと、昔は眼圧が高くて失明する病気という説明が一般的でした。
しかし近年、日本人の緑内障の7割が眼圧の高くないタイプだと分かってきました。
症状は見える範囲が狭くなること(視野狭窄)ですが、痛みがないためかなり進行しないと気付きません。
40歳以上の約20人に1人、70歳以上では10人に1人以上が緑内障で、そのうち診断されているのは1割です。

急に目が痛くなって見えなくなるのは、また別のタイプの緑内障で、こちらも急に眼圧が上がる発作が起きるまでほとんど症状はありません。
若い時にいわゆる目の良い人だった人に起こりやすいのが緑内障発作です。

統計では、今も緑内障が失明原因の第1位ですが、診断と治療技術の進歩で早期発見、治療ができるようになってきました。
人間ドックの時に、眼圧だけでなく眼底写真を撮る、眼鏡が合わなくなったときなどに眼科を受診し眼底検査などを受けることが、早期発見に役立ちます。