公益社団法人 前橋市医師会

熱中症に注意

2015年07月01日掲載
我妻 通明(前橋市医師会)監修

日本救急医学会の「熱中症診療指針」では熱中症の 重症度を3段階に分けています。体温にかかわらず、1度の症状はめまいや立ちくらみ、2度は頭痛、嘔吐 など、3度は意識障害がある状態です。1度の熱中症 ならば、体を冷やす、水分・塩分の補給などの応急処 置のみで間に合う場合もありますが、2度や3度の熱 中症は医療機関への受診が必要です。特に、3度の熱 中症の場合は緊急に受診する必要があります。また、 高齢の人では重症化しやすく、高血圧、糖尿病、認知症などの持病があるとさらに重症化しやすくなります。

予防や治療に関しては、0.1~0.2%の食塩水(水 1lに食塩が1~2g)を飲むように推奨されていま す(スポーツドリンクによっては塩分濃度が低く糖 分が多過ぎるとも言われています)。梅昆布茶やみそ 汁なども有効と言われています。

暑くなるこれからの時季、高齢の人では室内でも 熱中症にかかることもあるといわれているので、十 分に気を付けましょう。