慢性心不全の治療

2023年12月01日掲載
新島 和(前橋市医師会)監修

 私が医師になった時の心不全の診断は、CTや心エコーもなく、治療方法は強心剤、利尿剤、β遮断性不整脈・狭心症治療剤しかありませんでした。しかし、現在はCT・MRI・心エコーもあります。そして治療薬は大きく分けて4種類、心臓を保護する薬・心臓を休ませる薬・心臓を楽にする薬・心臓を力づける薬があり、様変わりした状態です。
 慢性心不全の治療方法は、現在、多岐にわたっているため、医療機関を受診する際は、どのような状態なのかと、症状の発生時期(朝・昼・夜)を医師に詳しく伝えてください。治療の第一歩が始まります。治療は期間を必要としますが、大事なポイントです。また、リハビリを加えて治療する場合もあります。むくみ、息切れ、だるさ、疲れやすさなどの症状がある人は、かかりつけ医に相談してください。