公益社団法人 前橋市医師会

帯状疱疹ワクチン接種の勧め

2017年10月31日掲載
柳沢 三朗(前橋市医師会)監修

突然できたピリピリと痛い水疱は帯状疱疹。
経験した人も多いかと思います。
日本人の約3人に1人が、80歳までに帯状疱疹を経験すると推定されています。
原因は小児期に罹患し潜伏していた水痘、帯状疱疹ウイルスの再活性化。
加齢や疲労、ストレスなどで免疫力が低下すると発症します。
帯状疱疹の発症率は50歳代から急激に高くなり、患者の約7割が50歳以上。
急性期の痛みだけでなく、改善した後も長期に痛みが持続する帯状疱疹後神経痛(PHN)に移行する場合も多く、合併症で視力低下や難聴などになることもあります。
日本でも昨年から50歳以上の人に予防のためのワクチン接種が可能に。
ワクチンの接種で発症率が51.3パーセント減少し、PHNの発症率は66.5パーセントも減少すると報告されていて、高い効果が期待できます。
ワクチン接種で帯状疱疹を予防し、痛み知らずの快適な生活を楽しみたいですね。
ぜひ、近くの医療機関に相談してください。