公益社団法人 前橋市医師会

女性の貧血

2017年08月31日掲載
石塚 美和(前橋市医師会)監修

貧血とは、赤血球中のヘモグロビンが低下し、体中に必要な酸素を運搬しにくくなる状況のこと。
自覚症状は、疲労感や目まい、息切れ、動悸など。
貧血の症状がゆっくりと進んだ場合、貧血の程度が強くても体が慣れてしまい、これといった自覚症状が無いケースも珍しくありません。

貧血の原因は大きく分けて、赤血球が作れなくなること、赤血球の破壊が異常に進んでしまうことの2つです。

貧血の中で一番多いのは鉄欠乏性貧血。
これは、赤血球を作るとき、ヘモグロビンを合成するのに必要な鉄が不足して起こります。
その要因はさまざまで、女性に多いのは過多月経と鉄分の摂取不足といわれています。
過多月経は、子宮筋腫や子宮腺筋症などの病気が原因の場合も。
月経量が多すぎて輸血が必要になることもあります。
量が多いときは、そのうち止まるだろうと思い込まずに、注意が必要です。

鉄分の摂取不足は、無理なダイエットで起こることがあります。