公益社団法人 前橋市医師会

便潜血陽性とは

2017年04月30日掲載
猿谷 哲也(前橋市医師会)監修

大腸がんは肺がん、胃がんとともに、日本人ががんで命を落とす主な原因となっています。
恐ろしい大腸がんで一つ救いなのは、早期発見すればほぼ全例が根治すること。
早期発見のために検診が行われています。

一般に1次検査では便潜血反応を見ます。
潜血陽性、目に見えない血が便に混じっているとはどういうことでしょうか。
実は陽性でもがんでないことが多く、がんがあっても陰性のことも。
がんの診断としてはあまり正確でありませんが、他に方法がなく、やむを得ず行います。

現在最も信頼できる検査は2次検査で行う大腸内視鏡検査で、がんを見逃すことはほとんどありません。
大腸内視鏡と聞くと大変なのではと思うかもしれませんが、今は技術などの進歩でそれほど苦しい思いをすることはありません。
要精密検査の通知は、良い検査を受けられる貴重なチケットと考えてはどうでしょう。
大腸がんで命を落さないよう、内視鏡検査をお勧めします。