公益社団法人 前橋市医師会

ロコモティブ症候群とは

2011年03月01日掲載
大島 亨(前橋市医師会)監修

ロコモティブ症候群(ロコモ)という言葉があります。日本語では運動器症候群といい、ロコモティブは英語で「運動の」、「機関車」という意味です。運動 器とは、骨・関節・脊椎・神経・筋肉・靭帯のなどの人間の体を支えて動かすために働く器官の総称で、そのため、運動器症候群という名前が付けられていま す。
ロコモは運動器の障害によって起こる体の異常や病気のことをいい、その原因には運動器に直接起こる病気やけがのほか、全身性の病気もあります。さらに、 骨粗鬆症をはじめとした加齢による運動器の障害は、ロコモの大きな原因です。平均寿命の70歳代、80歳代になった時に運動器の健康を保つことは容易では なく、結果として寝たきりや介護を受ける可能性が高くなるのです。また、最近注目されているメタボリック症候群とロコモは原因が重複しているなど、大きく 関わりのある病気です。
整形外科では、ロコモを知ってもらうため、知識や予防法などを伝えています。わからないことがあったら、整形外科に相談してください。ロコモを知り、予防や早期発見、早期治療で健康を維持しましょう。