公益社団法人 前橋市医師会

マダニに注意

2015年08月31日掲載
岩﨑 智子(前橋市医師会)監修

マダニは体長2㎜~8㎜の大型のダニであり、草木の上に生息し、人や動物の皮膚に吸着して吸血します。マダニの生息しているところは山林だけでなく、都市部を含めたどこにでもいる可能性があり、庭や公園、空き地などの草木の茂っているところでも被害にあうことがあります。また、飼い犬などが被害にあうこともあります。マダニは頭をしっかりと皮膚にくいこませて吸血し続けるため、無理に引き抜くと、体だけちぎれて頭が皮膚に残ってしまいます。ピンセットで根元から取るか、皮膚科で除去してもらうとよいでしょう。

マダニが媒介する病気もあり、マダニに刺された部分の周りが3日以上経ってから赤く腫れたり、発熱などの症状が出てきたりしたら要注意です。医療機関を受診してください。

アウトドアでは、肌の露出の少ない服装をして、ズボンの裾の隙間もなるべくふさぐようにし、マダニの衣類内への侵入を予防します。また、帰宅後はマダニの皮膚への付着をチェックし、特に乳幼児や高齢者では、被髪頭部への付着の有無も調べておきましょう。