公益社団法人 前橋市医師会

プール熱(咽頭結膜熱)

2016年06月30日掲載
羽生田 直人(前橋市医師会)監修

咽頭結膜熱はアデノウイルスによる感染症。プールを介して流行することがあるため、プール熱とも呼ばれます。発熱やのどの痛み、結膜炎などの症状が3日から5日間程度持続。夏季に大きな流行があり、6月頃から徐々に増加し、7月から8月にピークとなります。

特別な治療法はありませんが、ほとんどは自然に治ります。ただし、身体の症状や眼の症状が強い場合には、症状を抑える治療(対症療法)が必要になることもあるので、医療機関を受診しましょう。

予防対策としては、感染者との接触を避け、うがい、手洗いをすることが大切。家庭でも、タオルなどは必ず別のものを使用しましょう。プールを介しての流行に対しては、水泳前後のシャワーが有効です。

咽頭結膜熱にかかると、症状が治まった後でも2日を経過するまでは出席停止に。出席しても大丈夫かどうかは、学校医やかかりつけ医と相談してください。