公益社団法人 前橋市医師会

クラミジア感染症

2015年07月31日掲載
道下 正彦(前橋市医師会)監修

クラミジア感染症を知っていますか。これは性感染症(性行為によってうつる病気)であり、その中で一番多いものです。また若い人の間で増えていますが、特に女性での感染の増加が心配されています。症状として男性では排尿時の痛みなどであり、女性ではおりものが増えたり、少量の出血や下腹痛などがあったりします。

どちらも感染から1~3週間くらいで発症しますが、半分程度の人は症状が軽く感染に気が付かないといわれています。検査法は尿やおりもの、血液をとって検査します。治療は抗菌薬を内服します。だいたいの人は外来通院のみで治療できます。女性にとってクラミジア感染症は卵管がつまるなど不妊につながることや、出産のときに子どもにうつってしまい赤ちゃんが結膜炎や肺炎になることがあるので注意が必要です。

もし感染が見つかってもきちんと薬を飲めばほぼ治りますが、一度治っても感染が起こるとまたうつってしまいます。うつらないようにすることが大切ですが、もし心配なことがあれば受診して相談しましょう。