公益社団法人 前橋市医師会

たんぱく尿

2016年12月31日掲載
登田 久子(前橋市医師会)監修

腎臓は体の背中側で、腰の高さ辺りに左右一つずつあり、体に不要な老廃物を出す尿を作るのに大切な臓器。
たんぱく尿はこの腎臓の働きに問題があると出るものです。
濃いたんぱく尿が出た場合は体のむくみが出ますが、薄い場合は自分では全く分かりません。
たんぱく尿が一年以上出続けると慢性腎炎の可能性が。
この病気は大人だけではなく、子どもにもある病気です。
たんぱく尿が出ていても何も感じないため、尿検査で見つかることが多いのです。
たんぱく尿が出続けると腎臓の機能は知らないうちに悪くなります。
むくみや体のだるさなどの自覚症状が出る頃には慢性腎不全になっていて、治らなくなってしまいます。
たんぱく尿は慢性腎炎だけでなく、高血圧や糖尿病などの生活習慣病も原因になります。

たんぱく尿が出ていると言われたら、腎臓に負担をかけないように、塩分やタンパク質の摂取を控えてバランスのよい食事を取ることが大切です。