公益社団法人 前橋市医師会

「乳がんの自己診断法」

2000年08月31日掲載
平井 明文(前橋市医師会)監修

乳がんは、自分で見つけられる唯一のがんで、その診断は自己検診が基本です。乳がんの主な症状は、乳房の「しこり」「へこ み」「ひきつれ」と、乳頭の「異常分泌(特に血性分泌)」で、痛みはほとんどありません。見つけやすい時期は、生理後の1週間です。閉経後の人は、毎月1 回、日を決めて触るようにします。時間は、入浴時か就寝時が良いでしょう。自己検診のやり方を下図で説明します。

<上半身を鏡に映して>

①左右の乳房をよく見比べます。 009-1
②両手を上下させて、乳房の動きとともにへこみやひきつれがないかどうか、チェックします。
③3本の指をそろえ、指の腹で乳房に触れ、しこりの有無を確かめます。(乳房をつまむのではなく、上からなでるように、あるいは押すように触るのがポイント)
④乳頭を軽くつまんで、乳頭がただれたり、血液が出ていないかどうか、調べます。

<横になって>

あおむけになって、もう一度乳房をくまなく触れてみます。横に寝ると乳房が全体に広がるので、発見しやすくなります。

<触れる方法>

触れる方法は、網目状に、あるいはうず巻き状になど、やりやすい方法でまんべんなく行います。

不明な点や自己検診で何か見つけたら、「乳がん検診」を受け付けている医療機関(主に外科・婦人科)にご相談ください。