公益社団法人 前橋市医師会

甲状腺の病気について

2018年02月01日掲載
小中 俊太郎(前橋市医師会)監修

甲状腺と聞いて耳慣れない言葉だと思われる人も多いでしょう。
甲状腺は重さ約20グラム、喉仏の前面を覆う薄く小さな臓器で正常ではほとんど目立ちません。
この臓器はサイロキシンという重要なホルモンを分泌し体全体のさまざまなバランスを調節しています。
このホルモンは成長発達、新陳代謝や心理面にも大きく影響し、分泌が多すぎても少なすぎても特有の症状を引き起こします。
甲状腺機能が亢進するバセドウ病では、痩せ、動悸、手足の震え、不眠、眼球の突出など、機能が低下する橋本病では、肥満、寒気、むくみなどの症状が見られます。
甲状腺そのものが腫れる、一部にしこりができることもあり、時には手術が必要な場合もあります。
定期的な検診受診と、おかしいと感じたときにはかかりつけ医への相談をお勧めします。