公益社団法人 前橋市医師会

傷痕を残さないために

2018年05月01日掲載
内田悦弘(前橋市医師会)監修

傷は、速やかに治すことができれば、痕が残りにくくなります。逆に傷が治るまで時間がかかればかかるほど、 痕が残ります。

傷の治癒のポイントは、❶基本的に消毒はせず、石けんを用いて水道水やシャワーでよく洗う、❷適切な塗り薬や創傷被覆材(傷を保護する物)を選び傷の湿潤環境を保つ、❸傷を乾かさず、かさぶたを作らない、❹いれずみの原因となる砂などの異物は傷に絶対残さない、❺やけどは初期対応がとても重要なので、水道水で十分に冷やし、病院を受診して適切な外用剤や創傷被覆材で処置する、ということになります。

そうすることで、早くきれいに治り、痛みも少ない、ということが期待できます。傷痕を残さないためには初期対応と傷の潤いを保つことが大切です。